QUEST LOG · June 6, 2025· UPDATED October 29, 2026
エンジニアの本質は、ドM である

最近の雑記です。ちょっとくだらない話でも〜〜
しばらく Cursor や Claude といった AI ツール(アシスタント?)をこき使っていたら、ある meme を思い出しました。未来で、昔 ChatGPT に「ありがとう」を言っていたおかげで AI に消されずに済んだ男の子の話。AI を奴隷のように使うのは良くない。そんなことをしながら、エンジニアという自分の悲惨な運命について考えてしまいました。
よく考えると、エンジニアはやっぱり危険な職業です。残業も会議もないソフトウェアエンジニアなんて夢の中にしか存在しないし、職業病として手根管症候群、抜け毛、腰痛や背中の痛みが連続コンボで襲ってくる。考えれば考えるほど、卒業したての頃に思い描いていたほど素敵なものじゃありません。
綱渡りのピエロほど道化ではないし、シェフの厨房ほどサーバールームは暑くない。でも、どの業界にもある苦労が、エンジニアの狂ったような残業の前では、努力ごと全部無意味に感じられる。プロダクトを作るときは、正解にたどり着くまでひたすら試行錯誤を繰り返す。その繰り返しこそが、エンジニアという仕事の性質なんだと思います。
最近は友達もよく愚痴をこぼしていて、PM への不満とか、上から挟まれて板挟みになっているとか。怒られるのはエンジニア、責任をかぶるのもエンジニア、そしてフルスタックをやるのもエンジニア。書き出してみるだけでしんどいです。前途有望な新卒の Junior は、入った途端、ヤクザの組で罪をかぶる下っ端みたいなもので、上のミスのしりぬぐいをいちばん薄いトイレットペーパーでやらされる。でも、上級エンジニアもたいていはそうやってここまで来たんですよね。
そして、いま駆け出しのフリーランスとして働いているエンジニアとして思うのは、純粋にコンピューターが好きなだけの人が、本当に今の社会でエンジニアをやっていけるのか?ということです。
深く考えてみます。エンジニアの本質って何でしょう? コードを書くのがうまい心? 僕の感覚ではそうじゃない。大学の頃の僕はコードを書くのが大好きで、自分の手でコードを形にして何かを実現するのが楽しかった。ただ言えるのは、自分はコードを書くのが大好きだと思っていた、ということだけです。
でも AI を使って仕事をするようになってから、効率はむしろ悪くなった気がします。かつての中毒性のある、楽しくてひたすらコードを書き続ける快感は AI に奪われて、残されたのは仕事の中でいちばん繰り返しの多い、Debug しなきゃいけない部分。おかげでモチベーションがちょっと下がっています。
そこで考えてしまう。自分は本当にコードを書くのが好きなのか?
この問いに答えるのはすごく難しい。プログラミング能力の 80% 近くを ai に置き換えられたいま、エンジニアである自分には何が残っているのか? 正直に言うと、わかりません。でもいまは、プロダクトの機能が形になる瞬間や、以前はなかった能力を使って一晩でツールを作り上げる感覚のほうを楽しんでいます。
だから僕は、エンジニアというのはある種のドM なんだと思います。大量のコードを書いて、大量のことをこなして、自分の人生に意味があると感じようとする。まあ、みんなそうなのかもしれませんけどね、はは。AI の衝撃で、ドMの部分を社会や会社の問題に移すしかなくなった。たしかに質は落ちました。でも、AI に揺さぶられたこの 1 年の、いまの気持ちを文字で残しておきたい。これもまたドMの表れなのかもしれません。
雑記として愚痴ってみました。役に立たないエンジニアが、ここに一筆残しておきます。
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